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性能・構造2020.06.18
画期的な建築材料
地球環境にやさしい資源として脚光を浴びている木材は、単位重量当たりの強度、
防火性能、断熱保温性、吸音効果、調湿能力など、優れた特性を有しています。
中でも断面寸法の小さい板材を接着剤で再構成して作られる木質材料(集成材)は、木ならではの長所を生かした画期的な建築材料なのです。
もちろんJAS規格認定のF☆☆☆☆
アネシスで採用している集成材は、すべてJAS規格認定のF☆☆☆☆。構造躯体の主要となる管柱と通柱には3.5寸角(105角)を採用。また、集成材は、表面積が大きいため防火性にも優れ、強度は天然木の1.5倍以上。狂いが生じにくいので、
「クロス割れ」「床の不陸」「床鳴り」「建具の不具合」なども解消してくれます。
含水率は15%以下
通常、木は水分を含んでいるため、乾燥が不充分だと強度低下・反り・割れが生じてしまいます。そのため集成材に用いる木材は天然乾燥に加え、乾燥装置によって木の細胞膜中の水分を放出させ、含水率を15%以下にまで落とします。反り・割れを防ぎ、強度アップを図っています。
防火性の高さのひみつは、断面の大きさ
木材は燃えますが、断面が大きくなると表面は焦げて炭化層ができます。炭化層ができると酸素の供給は絶たれ、その後燃えにくくなるのです。
そのため、1000℃以上になっても必要強度は保たれ、建築基準法令でも集成材の防火性能は認められています。
木造住宅は疲れにくい!?
精神的、感覚的な快適感と、校舎の種類の関連性を調べてみると、子どもと教師の両方で木造校舎の方がストレスがないことがわかります。また、欠席状況と保健室の利用についても、コンクリートの校舎よりも木造校舎の方の利用割合が低い結果となりました。
熱の伝えやすさ(熱伝導率)の比較
同じ厚さの異なる材質で、熱伝導率を比較。木材(スギ)は、コンクリートの約12倍、鉄と比べるとなんと約483倍もの、すばらしい断熱性能を備えていることがわかります。
ホルムアルデヒド対策
重大な問題となっているシックハウス症候群。アネシスでは、ホルムアルデヒド等の化学物質放散量がゼロ、もしくはゼロに近いJASで最高水準の「F☆☆☆☆」内装材を採用しています。