アネシスが「くまもとSDGsアワード2025」優秀賞を受賞しました。
NEWS2025.12.19
株式会社アネシス経営戦略本部DX戦略室は2025年12月2日(火)に九州中央リハビリテーション学院デジタルソリューション学科(学院長 医学博士 河野文夫 氏)の講義に登壇いたしました。
登壇の経緯
今回の特別講義が実現したきっかけは、7月16日(水)に熊本城ホールで開催された「第6回 くまもとDX推進コンソーシアム」でした。
このイベントには、同校のデジタルソリューション学科1年生の皆さんと引率の先生方が参加されており、そこで弊社のDXへの取り組みを知っていただいたことがご縁となり、このたび「地域経済Ⅱ」の講義枠にてオファーをいただきました。
講義内容
講義テーマ:『AIに代替されない「最強のエンジニア」になる方法〜コードが書けるだけでは終わらない。アネシス流・DXとキャリア論〜』
登壇者: DX戦略部 部長 木下 裕之 ・ DX戦略部 リーダー 鳥巣 友加里
当日は約1時間にわたり、以下の3つのパートで講義を行いました。
①アネシスの紹介とDX化の流れ
②現場のDX化への流れ、取り組み紹介
③アネシスの未来への挑戦とDXの関わり方
①アネシスの紹介とDX化の流れ
かつて「超アナログ企業」だったアネシスが、いかにしてDX推進組織へと生まれ変わったのか。その変遷を第1期から第3期に分け、リアルな実体験としてお話ししました。 組織を変える際の壁や、その時々の経営判断のポイントなど、泥臭い側面も含めてお伝えすることで、学生の皆さんに「企業におけるDX推進のリアルな空気感」をイメージしていただきました。

②現場のDX化への流れ、取り組み紹介
建築業界が直面している深刻な「働き手不足」と「職人の高齢化」。 この課題解決に向けた、生産性向上施策としての「現場のDX化」についてお話ししました。
導入にあたって最大の壁となるのが、デジタル機器に不慣れなベテラン職人さんたちへの普及です。「どうすれば抵抗感なく使ってもらえるか」「モチベーションをどう維持するか」。 UI/UXの工夫や、現場への丁寧な導入サポートなど、アネシスが実践してきた”人”に向き合う地道なアプローチの具体例を交えて紹介しました。
③アネシスの未来への挑戦とDXの関わり方
建築業界に限らず、社会全体が直面している人口減少と働き手不足。これを解決するには、AIをはじめとするDXとの共存が避けて通れません。
その上で、アネシスが大切にしている視点をお伝えしました。それは、「どれだけ優れたシステム(AI)を作っても、現場の人が使ってくれなければ意味がない」という現実です。 デジタルとアナログの間を繋ぐ役割こそが人間の価値であるという話には、多くの学生が深く頷き、共感してくれた様子でした。

参加学生のコメント
講義終了後には、学生の皆さんから多くの感想をいただきました。一部抜粋してご紹介します。
〇AIの普及により、これからは”答えを出せる人”ではなく”問いを出せる人”が求められるというのが心に残りました。
〇ITはすべての産業で使用され、活躍の場が広範囲にあると感じました。将来のキャリアを考えるうえで勇気づけられました。
〇体験談や失敗談を聞くことができ、教科書では学べない貴重な知見でした。
九州中央リハビリテーション学院 デジタルソリューション学科について
令和6年(2024年)4月に第1期生が入学しスタートした新設学科。
情報システム基礎をはじめ、プログラミングなど社会に出ても役立つ情報関係のITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者などの国家資格取得を目指す。 ※2026年4月より「情報システム学科」へ名称変更予定。
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