ウワサの東区小峯の3棟…ついに完成しました!
スタッフコラム・ブログ2020.04.18
こんにちは。
デザイナーの丸中です。
今日は間取りの話。
しかも、かなり重要な話です。
できれば、メモを取りながら読んでくださいね。
いや、コラムだから、最初から文字で残っているか…。笑
早速、話をしていきますね。
まずは、このプランを見てください。
そうです!
築40年の僕の実家です。
平屋で広さは33坪くらいある。
今、平屋で建てる方は26坪~28坪くらいが多いので、よく考えてみると、かなり大きいんだよな。
・LDK21.5畳
・和室6畳
・寝室6畳
・子供部屋6畳
・水回り
俗にいう3LDKですね。
でも、広さの割に、部屋数は少ないんですよね。
部屋の大きさも、さほどない。
でも、全体の広さは大きい。
原因は何だ…。
そう。これなんです。
ピンクに塗っているところ。
これ、デッドスペースと呼ばれるもの。
主に廊下です。
広さにして5.25畳。
何故か広すぎる縁側みたいな廊下も合わせると10畳もある。
立派な部屋が作れちゃう…。
おそらく、廊下で生活する人は少ないでしょう。
廊下で一夜を過ごした方は全国探しても稀だと思われる。
僕は、一度、飲みつぶれて廊下で寝ていたことはありますが。笑
実は、以前の間取りにはとても多かったんです。
典型的な「中廊下型」。
真ん中に廊下を1本通して、部屋と部屋をつなぐんですね。
しかし、今は「部屋」から「部屋」が基本!
廊下を極力減らすんですね。
何故、減らすかというと、3つ理由があります。
1つ目は、建物の大きさを小さくする為。
これ、かなり大きい。
建物が大きくなればなるだけ、金額が上がります!
省エネ設計万歳。
2つ目は、家族のつながりを持てる。
例えば、リビングを通って子供部屋に行く。
子供がグレない秘訣。
3つ目は、お掃除が楽チン。
廊下は意外に掃除が大変。
ついつい物を置いてしまたり、埃が溜まったり。
長い廊下だったら掃除機のコンセントが届かなかったり。
それでは、同じ部屋数で図面を書いてみましょう。
10分くらいで書いたので、お粗末なものですみません。
デッドスペースはこれだけ。
1畳。
家の大きさは28坪。
さらにLDKは22畳と大きいですし、水廻りの動線もスムーズ!
おそらく新築した時の費用は300万円くらい違うと思われる。
まさに、省エネ設計!
間取りを作るときは「デッドスペースを撲滅する」を意識して、考えてみてください!