株式会社アネシス、レジリエンス認証(国土強靭化貢献団体認証)を3回目の更新
受賞/認定/締結
目次
株式会社アネシス(本社:熊本県熊本市、代表取締役:加藤龍也)は2025年7月31日に内閣官房「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づく「レジリエンス認証」において、3回目となる更新が承認されましたことをお知らせいたします。
【レジリエンス認証とは】
内閣官房の「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づき、事業継続(BCP)に積極的に取り組む団体を認証する制度です。認証は、内閣官房から認定を受けた一般社団法人レジリエンス推進協議会によって行われます。
【国土強靭化の重要性】
近年、日本では令和6年能登半島地震をはじめ、大規模な自然災害が頻発しています。さらに政府は、今後30年以内に「首都直下地震」が70%程度、「南海トラフ巨大地震」が70%〜80%という極めて高い確率で発生すると予測しており、防災・減災への取り組みは社会全体の重大な課題です。
こうした中、政府が推進する「国土強靭化」は、国のガイドラインで『大規模自然災害等への備えを最悪の事態を念頭に置きつつ、平時から様々な政策分野での取組を通じ、いわば「国家百年の国づくり」として行うもの』と定義されています。
被害を未然に防ぎ、最小化する「事前防災・減災」の取り組みは、国民の安全・安心な暮らしを守るだけでなく、我が国の持続的な経済成長を支える上で不可欠なものとなっています。
【アネシスの国土強靭化への挑戦】
当社が拠点を置く熊本では、2016年の熊本地震、そして2020年の令和2年7月豪雨と、ここ熊本では過去10年で二度にわたり甚大な自然災害を経験しました。私たちはこの経験から、平時からの備え(事前防災)の重要性を深く胸に刻んでいます。
こうした継続的な防災・減災への取り組みが評価され、国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)において2019年に熊本県内団体で初の認証取得以来今回で3回目となる更新が承認されました。
認証にあたり評価された、当社の主な取り組みは以下の通りです。
<継続的な社内体制の強化>
・実践的な防災訓練: 災害発生時の迅速な初動対応を目指し、社員および協力会社を対象とした合同防災訓練を年1回実施しています。
・災害対策室の設置と運用: 有事の際に全社的な対応を統括する災害対策室を常設し、指揮命令系統を明確にしています。
<地域・社会への貢献活動>
・災害用井戸の設置: 本社敷地内に災害用井戸を新たに設置しました。断水などの非常時には、地域住民の皆様へ生活用水として提供します。
・全国的な防災力向上への貢献: 内閣府主催「ぼうさいこくたい2024」へ登壇し、当社の災害対応の知見を共有するなど、社会全体の防災意識向上にも努めています。
私たちは、今回の認証更新を新たなスタートラインと捉え、今後も地域に根差す企業として、自社の事業継続力強化はもちろんのこと、地域社会全体の強靭化(レジリエンス)に貢献してまいります。
【関連リンク】
・レジリエンスジャパン推進協議会:https://www.resilience-jp.biz/
・国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/pdf/ninsyo_gl.pdf
・【人吉球磨水害から5年】DXで進化する災害対応へ。 迅速な情報共有が命を守る未来を切り拓く:https://www.anesis.co.jp/all-post/250704/
・ぼうさいこくたい2024 プログラム「防災教育の推進~DX技術を活用した学びの深化」:https://bosai-kokutai.jp/2024/s05/